2001-01-01から1年間の記事一覧
「自薦エッセイ集 魂の光景」 日野啓三 ☆☆ 「創造する心」 日野啓三 ☆☆ 「コンセント」 田口ランディ ☆☆ 「アンテナ」 田口ランディ ☆☆ 「モザイク」 田口ランディ ☆☆ 「ひかりのあめふるしま屋久島」 田口ランディ ☆☆ 「プロフェッショナルの条件」 P・F…
「眠れ眠れ眠れ。もう朝は来ない。」(ユニコーン) というわけで眠る。 1日16時間も眠ると冬眠した熊の気分だ。 脳がとろける。 世界の成り立ちが変わる。 この世界とは違った色合いの、違った感触の、言葉では言い表せない「もの」がリアリティーを持って…
夢を見た。 コンピュータウイルスに感染してしまった。 画面が溶け出す。 まさにウィルスの症状だ。 このウィルスに感染すると、持ち主が病気になるのだ。 一緒にいた人が一様に微妙な表情を浮かべる。 「家庭の医学」みたいな本で調べてみる。 「感染後数ヶ…
さよならだけが人生で、いつも別れ際になると、決まって、何か伝え忘れたことがあるような気がしてくる。 相手の事が好きだったことに気づいて、伝えるべきメッセージがあったような気がしてくる。 だけど、いつだってそれを伝えることはできない。 いつも、…
でもやはり、気分に左右されずに物事を考えることは大切なことで。 それはあくまで追求すべきことかも知れない。 そのために安定した身体を作るってことをみんな目指していて、 それが現実的にできる努力なのかもしれなくて、 そんなことは最初から当然なの…
思考は感情に支配される。 思考は脳により、感情は身体による。 脳も身体の一部だから、思考もまた身体によるものである感情に大きな影響を受ける。 思考はいつでも感情の後を追う。思考とは常に理由の後づけで、それは例えばスタッフの仕事みたいなもの。予…
スタッフ的。 みんなわざと近視眼的に仕事をしているように見える。 資料の準備とか、情報の加工とか、体裁とか、文字とか形とかにこだわって。 ものすごい勢いで何かを産み出し、猛烈に進んではいるのだが、それによって何をするのかということには敢えて誰…
仕事も「戦争」になり得る。 「経済戦争」というのも言葉通り「戦争」なのかもしれないと思う。 企業同士の戦い。敢えて闘う必要はないのかもしれないのに、わざと情報を隠し、緊迫した対立関係を作り出し、そのために膨大なエネルギーを消費する。 多分広い…
仕事で忙しさの真っ只中にいます。ここ数週間休んでいませんでした。今日は久々の休日でした。こんなことは僕の人生には滅多にありません。なんだか逆に楽しいです。普段より体調もいいです。 多分過剰に分泌している脳内麻薬のせいですが。 忙しさの中で、…
カーナビのついた車に乗った。 便利だ。 最近のカーナビはこんなに進化していたのか。 検索のスピードは上がり、地図の精度も上がり、地図にはビルの形まで表示されるし、携帯電話と結びついてすごく便利なことになっている。 確かに車はITと結びついて大…
俺、ワーカホリックかもしれない。 つい先日、退屈だと書き散らかしたが、それは仕事がないが故の禁断症状だったらしい。 今日いきなり忙しくなったんだが、そうしたら急に元気になった。 人間、一度でも激しく忙しい時期を経験すると、そういう状況で脳内麻…
集団は、閉じられていればいるほど、まとまっていればいるほど、生贄を必要とする。犠牲を必要とする。 光だけの集団は存在しない。どこかに影ができる。ゆがみがたまる。カオスが生じる。そして、それを引き受ける人を必要とする。逆に言えば、まとまった集…
何度も同じことばかり書いている。 読み返すと同じだが、それでも書きたい衝動があって書くということは、頭では分かっていても、心の底から完全には解決していないからだろう。僕は疑問点を明確にし、考えを進め、理解を定着させるために書く。 僕は何度も…
「なぜ人を殺してはいけないのか」と子供に問われたときの答えは、「生きることは楽しいことであり、人の楽しみを奪ってはいけないから。」ということだろうか。 長く生きれば生きるほど、いろいろなことが分かり、いろいろなことがつながりあい、いろいろな…
街はアメリカのテロ事件の話でもちきりだった。 そんな話になんとなく加わりながら、つくづく、人は情報を手に入れて交換することが好きなのだなあと思っていた。 自分の中を情報が通っていくと、参加している感覚、つながっている感覚を感じられる。 しかし…
関東に嵐が来た。 ビルの中から暴風雨を眺めた。 雨は波打ち、風は吹き荒び、街行くわずかな人はテレビみたいに傘を壊した挙句ダッシュしていた。 それをみんなで指差して笑った。 人が亡くなったりして大変なのだが、みんな嬉しそうだった。 不謹慎だという…
僕がこうしてホームページの更新を続けるのは、世界を構築することが楽しいからだと思う。 僕は世界に秩序を作り出すことが好きみたいだ。だから世界を広げ、細部をメンテし、構成し直す作業が全く苦にならない。これはきっと庭いじりとかと共通するんだろう…
つまらない。 みんな右のものを左に運んだり、左のものを右に運んだり、どうでもいい情報を伝え合ったりして、時間とエネルギーを消費しているみたいだ。 そうして稼いだはした金は、ギャンブルにつぎ込んで蕩尽する。 何も産み出さない。何も変わらない。退…
連休も終わってしまいました。 連休に入ると、ネットにアクセスしなくなってだめですね。 ていうか連休も終わるのにこんな時間にアクセスしていることの方がもっとだめですね。 でもレスもしないことは不義理でだめですね。 猛省します。公開中の「テルミン…
進化は新たな世代から始まる。 今西錦司氏がそう言っていた。 生物は、一個の突然変異によって突然変わったり、何代にもわたる生存競争の果てに徐々に変わったりしていくのではなく、新しい世代の一定数以上の個体が何らかの変化を受け入れることによって、…
人類が人類となった原因は「ネオテニー」であるとする説が割と有力らしい。 これはL・ボルクが唱えた説であり、岸田秀や今西錦司などもこれを支持している。 この説によると、人間は猿の胎児の「幼形成熟」であるという。 その証拠に人間の赤ん坊は無能力で…
脳は存在自体に矛盾をはらんでいる。脳は負荷を求め、自己目的的に働こうとする。 脳が退化しないために、脳内の神経は相互に過剰な結びつきをする。 それが意識の由来とも言われる。 脳内の神経は信号を飛ばす。 その内容は問わない。 コミュニケートするこ…
時間をかけるほどに充実感は増していく。 それは労働にしても、趣味にしても、移動にしてもそうで、時間を費やすほどにその成果は大きいもののように感じ、大きな達成感を感じることができる。(実際の達成度とは関係なく。) 資本主義経済では、「時間」は…
日野啓三は、「生と死、現実と夢、意識と無意識、光と闇、進化と記憶…」などについて、芸術家の感性と論理の両方を持って考え続けている人。(前者が強め。)90年代、日野氏60歳代に入ってから大きな手術をし、死と向き合うことによって、一段と深い所に…
え?当りなのか? 俺ってすごいの? それとも君が単純なのか?(失礼) もしくはそもそも夢とはそういうものなのか。 そうかあ、夢分析家にでもなろうかなあ俺。<夢ところで、すごいといえば「夢の中で頬をつねってそれが夢でないことを確認する」というの…
何日か前に、夢に関するナイスな書き込みがありました。 それを分析してみると、「打ち倒した子供」というのは実は自分自身であり、それは古い自分からの脱皮を意味していて、そのことは自分では「正しいことだ」と理解はしているのだが、それは同時に今まで…
アクセスカウンタが使えなくなった。何の連絡もなく、突然有料化したようだ。今まで皆さんに踏んで頂いた貴重なカウントが全てなくなってしまった。畜生許せねえ!…まあいいけど。<許した。そんなことより、検索ページの「google」が非常に使える。キーワー…
なまじ久々に長い休みがあったもんで、夢を見る時間やら夜更かしをする体力やら考える時間やらができて、言葉にならない言葉の断片が脳の奥で疼いている。 文体まで変わったな。 ユングの入門書を読み、日野啓三の「自選エッセイ集」を読み、「2001年宇宙の…
以前ほったらかしだった書き込みをつなげましょう。>(無題) 投稿者:よーた 投稿日: 3月26日(月)14時58分09秒 <今日のメモ> ・成熟とは曖昧さを受け入れることで、世界は黒か白か/敵か味方かだけじゃないことが分かることなのかもしれない。そしてそれ…
以前、家電リサイクル法についてちらっと書きましたが、それに関して。 リサイクル拠点を整備して、テレビやクーラーや冷蔵庫や洗濯機のリサイクルを自前でできるのは、大企業によって形成される2つのグループだけだと言われているようですね。 ということ…