2008-01-01から1年間の記事一覧

「崖の上のポニョ」

物語のパターンとしては、「出会い、別れ、再会する」というところで終わるはずだが、それから先が続いていく。だから物語は複雑になっていく。 宮崎氏はかなりいろいろなことを考えて作品を創る人だと思うけれども、「プロフェッショナルの条件」のインタビ…

私の情報整理法

情報整理方法の模索というのは、じきにそれ自体が目的化してしまい、しばらく何もしないと落ち着かなくなって、何か変えたくなってくるものだ。だが、幸か不幸か、今のところこのやり方で落ち着いている。 1.情報は1箇所に集める。 ・A5のカバー(革)…

「宇宙基本法」成立。

080526 日経新聞ついに成立してしまったか、という感じである。何が?宇宙の基本法が、である。宇宙の基本について、法で定められてしまったのである。宇宙の謎は、知らないところですでに解明されていたのだ。そして法律の下で管理・運営されるのだ。おそら…

「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法―」(勝間和代)

新聞で「今、『勝間本』が売れている」という記事を見て、読んでみたのだったと思う。(3月頃読了) それほど画期的なことは書いていない(※)が、ITを駆使できる現状に即した知的生産の技術であるところが新しさか。ただ、内容はかなり濃い。また、具体…

「情報は1冊のノートにまとめなさい」(奥野宣之)

最近この手の本にはまっている。勉強法、仕事法、情報整理法的なもの。 仕事で一段落した時期にこのような本を読みたくなる。余裕のあるうちに何かしようという向上心と、実際に何かやるのは大変だという怠惰な心の交差する地点が「自己啓発的な本を読んでや…

「海馬」(池谷裕二、糸井重里)

(070803読了) <脳の活動> ・手や口を動かすと脳も動く。 ・やる気を出すには、まず実際にやってみること。すると「側坐核」(脳の「りんごの種」のような位置にある部位)が自己興奮し、アセチルコリンを送り出す。 ・30歳を過ぎるとつながりを発見する…

「脳を活かす勉強法」(茂木健一郎)

080426読了 <ポイント> 1.いかにして脳を喜ばせるか。 (1)「ドーパミン」による「強化学習」のサイクルを回す。 ・ドーパミンは快感を生み出す脳内物質。 ・不確実なことを達成したときに大量に放出される。 ・脳の本質は「自発性」。教育では誉めて伸ばす…

TFP(全要素生産性)の上昇

日本経済研究センター 深尾京司一橋大学教授 080509 日本経済新聞 ※TFP(全要素生産性:Total Factor Productivity)の概念は、経済学の1つのまとまった成果として位置づけられるものであり、近年の経済白書においても経済成長を…

 久々…

↓…という過去3回分をアップしたのは2008年5月の今日なわけですが。これらはすでに2年前のメモなのですね。時間が経つのって早いなあ。 そしてどうやら時間と気分の問題で、ブログを再開しようとするタイミングはGWのこの時期くらいしかないようです。し…