「NO1 モータウン」

とてもポップで明るい。 ダイアナ・ロス&シュープリームスとジャクソン5が、特に際立っている。 ダイアナ・ロスのハスキーかつキュートな歌声は、もう反則だ。 マイケル少年の伸びやかな歌声もまた、輝いている。才能が溢れだしている。 どうしても考えて…

「SMiLE ミレニアム・エディション」(ビーチボーイズ)

海賊版である。「全世界限定1000枚発売」などと、ありがたいんだか人気がないんだかよく分からない文句がジャケットに印刷されている。そして、中には確かに「958」とプリントされた紙が入っている。 うーん、残念だが、ちっともありがたみがない。 …

「CHUCK」SUM41

久しぶりに、熱い衝動が俺を貫いた。 というか、完全な、衝動買いだった。 SUM41の「CHUCK」を聴く。 まったく知らなかったが(なんて読むんだ?)、店頭で試聴してすぐに買う。 これもまたポップで良い。 ジャンルはメロコア〜ロック? 若い衝動。破壊衝動…

「フランツ・フィルディナンド」フランツ・フィルディナンド

スコットランド出身の4人組バンドのデビュー・アルバムで、トーレ・ヨハンソンがプロデュースを担当という。 80年代のロックを思い出す。 目新しさはない。 それは当然で、皆が同じような楽器とエフェクターを使って、何十年も同じようなことをやっていれば…

「スマイル」(ブライアン・ウィルソン)

数年前、たまたまビーチボーイズの「ペット・サウンズ」(1966年)を聴いて、衝撃を受けた。 なんという、ポップさと深さの共存。 ロックとサイケの融合(?)。 透明な美しさ。 ビートルズ好きなのだから、もっと早く聴くべきだったのかもしれない。 そう思…

ナンバーガール

「ナンバーガールはGSだ」という説を読んだ。 当時のグループサウンズにはどこか、「道を外れる」、「渡世人になる」とでもいう暗く不健全な響きがあって、だからGSは不良の音楽で、バンドをやろうとすると親が泣いて止めたのだと。ギターは「長ドス」だ…

「THE WORLD IS MINE」くるり

くるりを聴くと浪人時代、特に春の頃の空気を思い出す。 突然毎日は自由で、教室の重く嫌な空気から抜け出せて、予備校では好きな授業にだけ出ればよく、チャイムに区切られていない時間を12年ぶりに味わい、昼時独りで公園に行ってみたりした。試験はまだ先…

 「TEAM ROCK」 (くるり)

早くも今年のベスト3入り決定。て、後1枚しか残ってない。 学生時代の怠惰な空気。昼と夜が繋がっている感覚。リアリティがない日常の確かな感覚。その中で生まれた物悲しさとふいに突き抜けた高揚。前提として、メロディーが強力。 「ワンダーフォーゲル…

 「BOLD AS LOVE」 (JIMI HENDRIX)

ジミヘンの2nd。AJICOに持っていかれたってのもあるが、第一印象は1stの方が良い。そして僕は第一印象で全てを判断する。

 「深緑」 (AJIKO)

カッコ良すぎる。震える。早くも今年のベスト3入り決定。浅井健一の世界なんだろうけど、音に幅ができて、さらにUAの個性が加わって強烈なまでの緊張感が生まれている。 クールで切ない。乾いた情緒。 才能がある人はいつか幸運な出会いをして、傑作を作…

「PET SOUNDS」(THE BEACH BOYS) 

なぜか初めてビーチボーイズのアルバムを買って聴いてみる。 素晴らしい。ポップさと濃さが同居している。 ビーチボーイズといえば、「サーフィンUSA」だと思っていたが。 こういう出会いがあるから素晴らしい。1965年、ブライアン・ウィルソンは、ビート…

クール

前言を翻すようで恐縮だが、テレビを観ていたら(笑)、浅井健一とUAが同じバンドで演っていた。 かっこよすぎる。ベンジーがギターだけとは贅沢過ぎる。(そして2人とも常人とはテンポが違いすぎる。) 何故にこんな素敵なことが起こるのか。どうも近年…

「SAPPUKEI」(ナンバーガール)追記

違っていた。 俺は間違っていた。 このアルバムは名作だった。4月に入ってから仕事が忙しくなり、自分の時間が持てなくなったので、CDウォークマンを購入し、通勤時間をささやかな趣味の時間にあてることにした。 無駄なテキストを書くようなエネルギーも…

「ARE YOU EXPERIENCE」(JIMI HENDRIX)/「SAPPUKEI」(ナンバーガール)

なぜか今、ジミ・ヘンを買う。 何故って、アップルのCMを見て、カッコよかったからだけど。なぜか今、「ナンバーガール」を買う。 最近ネット上で目にするが、身の回り(現実世界)では全く話題にも上らないこのグループ。 1回聴いてみる。 これもまた「…