クール

前言を翻すようで恐縮だが、テレビを観ていたら(笑)、浅井健一とUAが同じバンドで演っていた。
かっこよすぎる。ベンジーがギターだけとは贅沢過ぎる。(そして2人とも常人とはテンポが違いすぎる。)
何故にこんな素敵なことが起こるのか。

どうも近年、かっこいいと思うものがきっちり売れたり、残ったりしている。
なぜか?僕が目利きなせいか?いやそうじゃない。
それはきっと僕が団塊ジュニア世代に属しているせいだろう。
僕らの世代は(…などと世代の代表を気取る人もいないし、)あまりアピールをしないが、消費者としては常に大きい力を持ってきた。
だから可処分所得が増え出した十代後半くらいから、自分たちくらいの年頃が普通にいいと思うものが、普通に売れ始めたような気がする。
そしてそろそろ、ものを作り出す側の影響力を与えられる立場に、我々の世代の人間が立ち始めてるんじゃなかろうか。
そして多分、それらの人々が偉くなって現場を離れるまで、当分の間、各ジャンルで結構面白い創作物が見られるんじゃなかろうか。
やはり世界は大人を中心に回っているのだ。
大人にならないと本当に面白いものには出会えないのだ。
大人万歳!(なんだそのオチは。)