時間泥棒

最近、M・エンデの「モモ」を読み返した。 どうも「時間泥棒」に時間を盗まれているような気がして…。改めて感動した。 涙が溢れた。 効率ばかりを追求せず、自分の時間を大切に、それぞれの瞬間を精一杯楽しもうと感じた。 次の日から心に余裕が出来た。だ…

1999年に読んだ本

「歴史からの発想」 堺屋太一 「存在の耐えられない軽さ」 M・クンデラ ☆☆ 「それでも人生にイエスと言う」 V・E・フランクル ☆☆☆ 「トランスパーソナル心理学」 諸富祥彦 ☆ 「君は弥生人か縄文人か」 梅原猛・中上健次 「東京漂流」 藤原新也 「前世療法…

1998年に読んだ本

「覚醒への旅」 ラム・ダス ☆☆☆ 「精神と物質」 立花隆、利根川進 「リアルであること」 中沢新一 ☆☆ 「聖なる予言」 ジェームズ・レッドフィールド ☆☆☆ 「第十の予言」 ジェームズ・レッドフィールド ☆☆☆ 「神との対話」 ニール・ドナルド・ウォッシュ ☆☆☆

1997年に読んだ本

「神秘体験」 山折哲雄 ☆ 「知覚の扉」 オルダス・ハクスリー ☆☆☆

1996年に読んだ本

「僕らの最終戦争」 橋本治 「若者たちよ!」 橋本治 「僕らの東京物語」 橋本治 「宗教なんか怖くない」 橋本治 「ダブルバインドを超えて」 浅田彰 「『超』勉強法」 野口悠紀雄 「アジアン・ジャパニーズ」 小林紀晴 ☆ 「群集」 今村仁司 「イビサ」 村上…

1995年に読んだ本

「ぬえの名前」 橋本治 ☆☆ 「革命的半ズボン宣言」 橋本治 ☆ 「僕たちの近代史」 橋本治 「ナインティーズ」 橋本治 「風雅の虎の巻」 橋本治 ☆☆ 「構造と力」 浅田彰 ☆☆ 「生きていくのはアンタ自身よ」 森毅 ☆ 「一流の条件」 山粼武也 「華麗なるギャツビ…

1994年に読んだ本

「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」 村上春樹 「行人」 夏目漱石 「龍馬がゆく」 司馬遼太郎 ☆ 元気づけられた。 「幻想としての経済」 栗本慎一郎 ☆☆ 「パンツをはいたサル」 栗本慎一郎 ☆ 「パンツを捨てるサル」 栗本慎一郎 ☆ 「人類は思考…

1993年に読んだ本

「羊をめぐる冒険」 村上春樹 「三四郎」 夏目漱石 「それから」 夏目漱石 「日本、そして日本人」 渡部昇一 ☆ 「農耕民族」と「騎馬民族」に分けて民族を分析し、それによって、なんだかとても分かったような気になり、快感だった。こういうのって本当か嘘…

1992年に読んだ本

「銀河鉄道の夜」 宮沢賢治 ☆☆ 読み終わった後、部屋を暗く感じた。それほど、物語の中に「光」を感じていた。 「草の花」 福永武彦 ☆☆ このような知的な学生の青春ものは少ない。サリンジャー、梶井基次郎くらいか。 「こころ」 夏目漱石 「日はまた昇る」 …

1991年に読んだ本

「アルジャーノンに花束を」 D・キイス ☆ 「「気」には無限の力がある」 山口令子 ☆ 「君たちはどう生きるか」 吉野源三郎 ☆ 「変身」 カフカ ☆ 「異邦人」 カミュ ☆☆ 「不条理」な感覚に近しい年頃だった。未来は断絶されていて、太陽の熱にやられて人を殺…

1990年に読んだ本

「書を捨てよ町に出よう」 寺山修司 ☆ 「旅人」 湯川秀樹 「世に棲む日々」 司馬遼太郎 「山月記」 中島敦 ☆ 「エンダーのゲーム」 オーソン・スコットカート 「天才的な子供が、パソコン通信での書きこみによって世論を作り上げる」という、今のインターネ…

1989年に読んだ本

「風の歌を聴け」(村上春樹) ☆ 「1973年のピンボール」(村上春樹) ☆ 「夢で会いましょう」(村上春樹・糸井重里) ☆ 意外とどっちが書いたのか分からなかった。 「ペンギニストは眠らない」(糸井重里) ☆ この人の文章のセンスには後々まで影響を受…

1988年に読んだ本

「微熱少年」 (松本隆) ☆ 熱すぎもクールすぎもしない青春。微熱。 「ノルウェイの森」 (村上春樹) ☆☆☆ 新しいクラスで人間関係作りに四苦八苦していた自分は、ゴールデンウィークにこれを読み、「ああこれでもいいのか。」と思い、とても楽になった。新…

1986年に良かった本

「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ) ☆☆ 夢中で読んだ記憶がある。読者だと思っていたのに、いつの間にか物語の中に組み込まれていた主人公。それを読んでいる自分自身すら物語の一部であると感じさせるメタレベルの記述が衝撃的。合わせ鏡のような、…