1988年に読んだ本

熱すぎもクールすぎもしない青春。微熱。

新しいクラスで人間関係作りに四苦八苦していた自分は、ゴールデンウィークにこれを読み、「ああこれでもいいのか。」と思い、とても楽になった。新たな価値観を提示されたの。独りでいてもかっこいい方法はある。
それが良かったのかどうかは別として。 

こんな破廉恥な話が芥川賞受賞作で良いのかと思った当時の俺。しかし、後半の加速感とテンションが、全く意味が分からないながら何か重要な情報を含んでいそうで、強い印象を残す。後で読むと意味が分かり、改めて影響を受ける。