自己言及

自分のことを言えば、本当は、これはもう「思考型」の王道一直線で、左脳万歳!この世の全ては0か1かのどっちかだと思っているデジタル時代のIT戦士なのですが(話が変わってるな)、印度に行ってから「感覚」とか「直感」が混ざったかなといった感じです。
いずれにしても「感情」面は非常に弱いですね。
だからこそこうして「理性や言葉を抜け出そう」とうわごとのように繰り返しているんだろうけれど、こうして言葉にして記述し尽くそうとしている、しかもインターネット上で、という時点ですでに左脳と言葉に負けています。
というか、これはそもそも「思考」の側が「感情」の側を理解しようとする試み、言い換えればアナログのデータを全てデジタル化しようとする試み、言い換えれば「暗黙知」を「形式知」に変えようとする「ナレッジ・マネジメント」と同じ潮流である、という気がしており、そうであるならばこれは最初から左脳の側の戦いなのであって、実はそれも何度も気づいてはいることなのではありました。
言葉にしようとした時点で、それは永遠に勝ち目のない戦いなのです。

多分僕のポジションというのは、常にボーダーラインぎりぎりで枠内にいて、枠外に抜け出て新たな情報をもたらそうとしているというか、枠の外の非言語を記述したいというか、そんな感じなのでしょう。
だから枠を与えられると、逆に非常に楽なのではあります。

言葉や理性の枠の外っていうのは、多分僕にとってはごく幼い幼児期にしかないので、僕はそれを求める続ける永遠のピーターパン(・シンドローム)でもあるのでしょう。<病気