喫茶

歌声喫茶ともしび」と言えば、新宿にある超メジャーな喫茶店(?)です。
そこでは老いも若きも、誰もが皆友達であるかのように大声で歌いまくります。
昭和40年代頃にブームになったそうです。カラオケの元祖とも言えましょう。

そこで、私も新しい喫茶店を考えてみました。
「筆談喫茶 沈黙」
そこでは声を立てることはご法度です。
注文も当然筆談です。
机には紙と鉛筆がうずたかく積まれています。
照明は、手元だけが照らされ、お互いの顔は暗くて見えない、というのが望ましいでしょう。
メッセージを書いたら相手にスッと渡します。
するとメッセージが返される。
カリカカリカリ。スッ。フッ。カリカリカリ。スッ。クス。カリカカリカリ…。
音を立てたら「負け」です。即退場です。

この掲示板のやり取りから、そんなことを想像してしまいました。
今の時代ならコンピュータを使えばいい、という連想も当然成り立ちますが、そうすると、次の瞬間にそれは「インターネット・カフェ」という、全くの別物になってしまう可能性があるのでダメです。