馬鹿

なっちでーす。(近藤真彦のものまねで。)
嘘です。
皆さんは嘘をついてますか?
今日は年に一度の「四月バカ」です。
そんなこと今時誰も言いませんか?
でもすごいですね、「四月バカ」って言葉。
そんなこと今時誰も言いませんか?
エイプリル・フール」だから「四月・バカ」ですか。
直訳ですか。
もうちょっとなんか思いつかなかったんでしょうか。
だったら「ジューン・ブライド」は「六月嫁」ですか。
メーデー」は「五月の日」ですか。
何の日だか分かりません。
フールズメイト」は「バカの友」ですか。
お笑い系雑誌です。

などと別にムキになることはないのです。
むしろ、訳語をあてようとした、その心意気だけは認めるべきかもしれません。
それが仮に「四月馬鹿」であろうとも。
近頃は、外来語を日本語に訳そうという、気概のある人間がいなくなってしまいました。「哲学」や「小説」や「写真」など、昔は名訳があったものです。そうして日本語が豊かになっていったのです。
それが今や、「IT」です。「e-ビジネス」です。「BtoB」とかです。「Eテック」です。「Jリーグ」に「Jビーフ」に「E電」です。むしろ英語よりになってるじゃん。日本語まで英語になってるじゃん。
そんなことではダメなのです。
訳す手間がかからないと。外国の言葉を手っ取り早く輸入できると。そんな効率一辺倒ではダメなのです。美しい日本語が滅びてしまうのです。
今は中国の時代です。中国の訳を見習うべきです。「電影箱」とか。あと、まあ、いろいろあります。多分ね。
彼らは、必ず漢字にします。その時には手間がかかったとしても、その翻訳の際に、着実に自分の文化になるのです。
日本でも早急に手を打たねばなりません。
そこで日本の文化の将来における可能性について考えてみました。
日本における今後の文化の可能性を考えたとき、キーワードになるのは「80年代ブーム」です。時代は再び回り、松浦亜弥SAYAKAとともに、80年代ブームが来ています。
80年代といえば、ヤンキー文化でもあります。
ヤンキーといえば、当然、漢字文化です。
つまり、そういうことです。
日本文化を守るために、無茶苦茶な当て字はどうかと。

夜露死苦